この記事ではドラムを始めたばかりの方が買うドラムセット【電子ドラム編】という事で紹介します。
ドラムスクールでも非常に多く相談を受けますのでこの記事でまとめています!
初めてという事で必要最低限のセット、
そしてコストパフォーマンス(価格の安さ)にも注目していきたいと思います。
もちろん生楽器を自宅で叩ける方は普通のドラムセットの購入を検討するのがいいかとは思いますが、
- 自宅で生ドラムはさすがに無理。。
という方がほとんどだと思います。
そういった場合に有力な候補になる電子ドラムですが、
初めての場合
- どのセットがいいのかわからない
- 付属品は何が必要?
- おすすめブランドは?
等疑問も多いかと思いますのでそういった疑問に答えつつおススメを紹介していきます。
結論 ヤマハかローランドから選ぶべし
いきなり結論、おススメのブランドという部分の答えにもなってきますが、
ヤマハ、もしくはローランドから選択するのがおすすめです。
この2つのブランドは
- 長年電子ドラム業界を引っ張っている2社
- 国内メーカ-である
という事で、とにかくこの2社から選んでおけば間違いないという感じですね。
ヤマハは生ドラムも含めてドラムに関しては世界的なトップブランドですし、ローランドも同様に電子楽器の分野で世界的な企業です。
品質、という意味では間違いない2社です。
合わせて、国内企業という事で、故障、拡張したいという場合に、アフターフォローを受けやすいというメリットもあります。
やはり普通に楽器店でも相談できるというのは安心ですね。
ではこの2社の中からどのセットが初心者におすすめできるのかという事で具体的に紹介してきます。
この2社はどちらもエントリーモデルが存在しますので、そちらを中心に紹介します。
楽器以外に必要なもの
ドラム、または電子ドラムを初めて購入するという場合、楽器以外にも必要なものが出てきます。
それが
- ドラムスローン(ドラムイス)
- バスドラムペダル(キックペダル)
- ドラムマット
- ヘッドフォンもしくはスピーカー
ドラムマット、ヘッドフォン等は自宅にあるもので何かしら代わりの物があるかもしれませんが、
ドラムイスとバスドラムのペダルは確実に必要になりますので初めてドラムセットを購入するという場合は注意が必要です。
※基本的にはこういったハードウェア類は別売りになります。
とはいえ、この後紹介しますが、楽器店(販売店)であらかじめこのイスとペダルをつけてくれているセットがありますのでそちらから購入するのがおすすめです。
別で購入するとかなり割高になりますので、初めての場合はイスとペダルが付いているものを選びましょう。
エントリーモデルの場合はバスドラムペダルは必要ないものもありますが、私個人的にはペダルが必要なモデルをおすすめしています。
※実際に生ドラムをたたく時にはペダルを使うからですね。
ヤマハ YAMAHA DTX432KS 約7万1500円
まずはヤマハから、YAMAHA DTX432KSというモデルで2022/10/14現在、価格は7万1500円あたりが最安値というところです。
一応イスとペダルが付いているセットのリンクを貼っていますが、販売店によって付属品が多少違ったり、時間と共にセット内容が変わるかと思いますのでリンク先で確認してみてください。
上でもお話したように、初めての場合はペダルとイスが付いたセットを選びましょう。
ROLAND TD-1DMK 約8万6000円
ローランドでおススメするのはこちらの機種です。
※2022年10月現在在庫切れが続いている模様です。
こちらは約8万6000円程で、ヤマハの物よりも割高ですが、これには理由がありまして、
実はローランドにはエントリーモデルで
というものがあり、こちらのタイプものだと、5万円台で購入可能(イス等付属品も込み)です。
なんですが、こちらの場合、バスドラムペダルが不要のタイプになります。
これはこれでいいセットなんですが、
一応、生ドラムで演奏することも考えた場合に、より使用感が生に近いという部分で考えると個人的にはペダル付のセットの方がおすすめかなという事でキックペダルを使用するタイプをおすすめしています。
そうなってくるとローランドの場合、ヤマハと比べると少し価格的には割高になるかなという所です。
ローランドの場合はキックペダルをつけるタイプのセットだと、パッドも1つグレードが上の物になるというのもポイントです。
キックペダルを仕様するタイプのセットだとヤマハが安く、キックペダルなしの仕様だとローランドの方が安いというところです。
どちらも非常にいい楽器なのであとは好み、予算で選ぶという感じですね。
価格の安さで行くと他の選択肢も
ちなみに、最近はヤマハ、ローランド以外でもかなり安い電子ドラムが販売されていますね。
3万円台あたりの驚異的なコストパフォーマンスの電子ドラムも存在します。
この辺りの楽器は私は使用したことがないので何とも言えませんが、普通に大手の楽器店が販売していますのでおそらくそれなりに使えるものだと思います。
ただ、故障した際のアフターフォローや、長く利用したいと考えている場合は、ヤマハかローランドの物にしておくのが無難ですしおすすめです。
まーこれだけ安いと割り切ってこの辺りを購入してみるのも手かなとは思いますね(;^_^A
まとめ
とにかく電子ドラムで迷ったら、ヤマハかローランドを選択しておけば間違いないかなと思います。
あとは個人的にはキックペダルをつけるタイプのものが実際に生楽器を叩く際の練習にも繋がるのでおススメですね。
とはいえ、なによりも練習することが上達への近道なので自分のモチベーションをあげれる楽器を選んでまずは楽しく叩いていきましょう~。