新型コロナの影響により、ライブ等の本番はもちろん、レッスンも現在休校中で、ミュージシャンにとってはなかなか厳しい状況が続いております。
とはいえ、こんな時こそ出来る事からすこしづつやっていくしかありませんので、オンラインレッスンをスタートしています。
ここ1週間で数回オンラインレッスンを行いましたが、率直な感想として、
思っているよりも普段と変わらずできるという感じです。
という事でオンラインレッスンの方法を備忘録的にまとめました。
目次
LINEのビデオ通話を使う
私の場合、LINEのビデオ通話でレッスンを行っています。
最初こそ、若干まごつきますがお互い、一旦カメラ(スマホ)のポジションを決めてしまえば、その後はほぼストレスなく行う事が可能でした。
準備するもの
- スマホ
- スマホを固定するスタンド
これだけで準備オッケーです。
あとは、LINEでビデオ通話するのみでスタートできますね。
私はLINEで行いましたが、ファイスブックのメッセンジャーや、スカイプでもビデオ通話が可能ですのでその辺りでもおそらく問題ないかと思います。
注意点は、双方にアプリをダウンロードしておく必要があるので、その辺りの手間がないもので行うとスムーズかなと思います。
生徒側で準備してもらう事
生徒さん側でも同様にスマホとスマホスタンドを準備してもらえば問題ありません。
やってもらう事はというと
- 生徒さん自身の手元から全体をスマホで写してもらう(正面でも横からでもオッケー。レッスン中は基本固定で。)
- クリックを生徒さんの方で鳴らしてもらう(先生側にも聞こえるように)
このようなイメージですね。
生徒さんの方で自身の手元、全体を撮ってもらえればかなり通常と近いイメージでレッスンが可能でした。
できない事(対面レッスンとの違い)
逆に不自由な点は基本的には以下の一点です。
- 同時に演奏することができない(タイムラグがある)
画面越しに、先生側と生徒側で同時に演奏することはタイムラグが発生するためできません。
なので、例えば
- 先生側で曲や、クリックを流してそれに生徒が合わせる
という事はできません。
曲や、クリックに合わせて演奏して欲しい場合は生徒側の方で曲、クリックを出してやってもらうという事になります。
逆にお手本を見せたい場合は、先生側で曲、クリックを出して合わせて演奏、それを見てもらうという事で対応可能です。
この辺りは、片方で完結すれば問題ないのでやり方次第という感じですね。
注意点、気付いたこと
お互いに全画面表示で行うとやりやすい
お互いに、相手が画面いっぱいに見えて、左上に自分が写っている状態だとやりやすいかと思います。
先生側から見た画面のイメージ
通信費に気をつける
レッスンを行う場合は発信する側がwifi環境で行う事をおすすめします。
LINEの場合通話料はかかりませんが、ビデオ通話を行っているのでおそらくかなり通信費は消耗するかと思います。
特に最初はカメラの場所や設定でお互いに発信しあう事もあるかと思いますので、通信費がかからない状況で行えるといいかなと思います。
まとめ:思っているよりもできる
オンラインレッスンはやってみると、思っているよりも全然できるという感想です。
現状、タイムラグによる同時演奏ができない事以外はそこまで不自由を感じていません。
今後も回数を重ねて、ブラッシュアップ、改善を重ねていければもっとやりやすい環境が整えられるなと感じていますので、
今後も気付いたこと、いい方法があれば随時追記していきたいと思います。
対面で思いっきりレッスン、ドラムが叩ける日を祈りつつ、今できる事をやっていきたいですね。